2010年9月アーカイブ

2010年9月20日

P-HOUR presents 『MUSICS』 -FENN O'BERG Japan Tour 2010 feat. 鈴木昭男-

2010年11月24日wed. 19:00 open 20:00 start

Special LIVE:
FENN O'BERG [FENNESZ+JIM O'ROUKE+PETER REHBERG(PITA) ]
GUEST:鈴木昭男(サウンドアーティスト)
DJ:Ken'ichi Itoi a.k.a. PsysEx

会場:club metro(京都市左京区川端丸太町下ル京阪丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF)
http://www.metro.ne.jp/

前売¥3,000 ドリンク代別途 当日¥3,500 ドリンク代別途 
前売はチケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:119-920)
ローソンチケット(ローソンLoppi、Lコード:56799)にて9/18より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン
※予約メールアドレス→ticket@metro.ne.jpで 受付ております。
    公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。

昨年、大きな波紋を呼んだフェネス+ジム・オルーク+ピーター・レーバーグ=FENN O'BERG!昨年の復活LIVEから新作『IN STEREO』リリースと再び精力的に活動を開始したこのモンスター・ユニットが熱烈アンコールにお応えし、嬉しい再来日公演がMETROで決定!!更に !!!1960年代から先駆的な音響パフォーマンス国の内外で行い、日本のサウンド・インスタレーションのパイオニアとして美術/音楽の枠さえも越えた伝 説的アーティスト、鈴木昭男が競演!!この両極とも両者があなたの「聴く」という行為、「音/音楽」そのものの原点を激しく揺さぶることでしょう!!

FENNESZ(フェネス)
 オーストリア、ウィーンのアヴァン・ロック/ポスト・テクノ・シーンから頭角を現し、同地を拠点とするラジカルな電子音響レーベルMEGOから一連のソロ 作をリリース、ラップトップ・コンピュータを駆使した90年代後半のエレクトロニカの展開の中で一躍注目を集める。名声を決定的にしたのは、2001年に 発表した『エンドレス・サマー』。センチメンタルなギターの旋律を大々的にフィーチャーした優美で繊細なそのサウンドは、電子音楽というジャンルを超えた 世界的な脚光を浴び、ゼロ年代のシーンに甚大な影響を与えることになった。日本での人気も非常に高く、初来日の際の演奏が『ライヴ・イン・ジャパン』とし てアルバム化されている。2004年に『Venice』、2007年には、坂本龍一とのコラボレーション作品fennesz + sakamoto 『cendre』を発表。2008年、坂本龍一とのヨーロッパのライブを積極的に行うとともに、同年6月にはYellow Magic Orchestraのヨーロッパ公演にサポート・メンバーとして参加し話題となる。そして4年ぶり通算5枚目となる最新ソロ・アルバム『Black Sea』を同年12月に発表。

Jim O'Rouke
http://bls-act.co.jp/artists/jim-orourke
 アメリカ「ポスト・ロック」シーンの牽引者。
 1969年シカゴ出身。10代後半にデレク・ベイリーと出会い、ギターの即興演奏を本格的に始める。その後、実験的要素の強い自身の作品を発表。ジョン・ フェイヒイの作品をプロデュースする一方でガスター・デル・ソルやルース・ファーなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに積極的に参加。「シカゴ音響系」 と呼ばれるカテゴリーを確立。プロデューサーとして過去に関わったのは、ジョン・フェイフィ、ファウスト、サム・プレコップ、くるり、サンガツ、ステレオ ラブ、ハイラマズなど。リミキサーとしても、トータス、さかな、パステルズ、マイス・パレードなどを手がけている。また、マース・カニンガム舞踊団の音楽 を担当するなど、現代音楽とポスト・ロックの橋渡し的な存在となる。1999年にはフォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『ユリイカ』 を発表、インディーズのリリースながら、日本でも数万枚を記録。近年ではソニック・ユースのメンバー兼音楽監督としても活動、より広範な支持を得る (2005年末に脱退)。2004年には「Wilco/Aghost is born」のプロデューサーとして、グラミー賞を受賞、本国でも現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエイターとして、高く評価されている。日本文化への 造詣も深く、「くるり」のプロデュースを始めとして、ボアダムス、カヒミ・カリィとのコラボレーションや、映画監督、若松考二の作品の評論など様々な活動 を行っている。

PETER REHBERG a.k.a. PITA(Mego)
http://www.peterrehberg.com/twiki/bin/view/Peterrehberg/
 <http://www.myspace.com/peterrehberg
 痙攣系電子音響レーベルとして、世界を揺るがし続ける最高峰レーベル[Mego]の首領PITAことPETER REHBERG。ウィーンの実験音楽シーンを代表する[Mego]の最先鋭アーティストとして、巷に溢れている凡庸なエレクトロニカとは次元の違う素晴ら しいサウンドをクリエイトし続け、グリッチ・ノイズからなる接触不良ハーシュは、後のノイズ・エクスペリメンタル・シーンを一気に塗り替え、その存在は池 田亮司や、NotoことCarsten Nicolaiなどと並び称される。Megoからリリースしてきたソロ・アルバムは、常にエレクトロニック・ミュージックのランドマークであり続け、その サウンドは激しいものからミニマリスティックなものまで幅広く、あらゆるアーティストから尊敬を受けている。ソロの他にも、Mimeo (with Keith Rowe, Rafael Toral, Marcus Schmickler, Jerome Noetingerなど), Fenn O'Berg (with Christian Fennesz, Jim O'Rourke)などでも活躍。エレクトロニクスの魔術師としてMegoを背負って立つ。

鈴木昭男(サウンドアーティスト)
http://www.akiosuzuki.com/
 1941年平壌生まれ。63年より自然や環境の音を探る「なげかけ」と「たどり」のセルフ・スタディ・イベントを始める。70年代からエコー楽器 《ANALAPOS(アナラポス)》を含む創作楽器の制作を始める。88年子午線上の京都府網野町で《日向ぼっこの空間》を発表し、ここで一日自然の音に 耳をすます。以降、87年ドクメンタ8(カッセル、ドイツ)、97年ザールブリュッケン市立美術館(ドイツ)、98年ドナウエッシンゲン現代音楽祭(ドイ ツ)、03年大英博物館(ロンドン)、04年ザツキン美術館(パリ)など、世界的な美術展や音楽祭に招聘されている。現在、京丹後市在住。

2010年9月16日

P-HOUR presents『MUSICS』feat. 『FIRE! + Jim O'Rourke: Japan Tour 2010』

2010年9月16日thu. 19:00open/start

ACT 1:FIRE!
[Mats Gustafsson <sax, Key>
+ Berthling <from Tape/ b, key>
+Andreas Werliin <WILDBIRDS & PEACEDRUMS/ ds, electronics>]
with Jim O'Rouke<g>

ACT 2: AUTORA
[山本アキヲ(ex.TANZMUZIK, Hoodrum, Akio Milan Paak)
+ 高山純 aka speedometer.
+ 森雄大(neco眠る)
+ 砂十島 NANI(BOGULTA, ex.ZUINOSHIN)]

DJ:Ken'ichi Itoi(PsysEx)
VJ:hasim (Output / □)

会場:club metro(京都市左京区川端丸太町下ル京阪丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF)
http://www.metro.ne.jp/

参加費:
前売¥3,300 ドリンク代別途 当日¥3,800 ドリンク代別途 
前売はチケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:114-253)
ローソンチケット(ローソンLoppi、Lコード:54716)にて7/17より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン
※前売りメール予約→ticket@metro.ne.jpで も受け付けています。
  前日までに、公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。前売料金で入場頂けます。

昨年、The Thing+大友良英公演で融合を果たした、ヨーロッパのフリーミュージック界の稀代のインプロヴァイザー『マッツ・グスタフソン』がまたまたスーパーバ ンドを結成した!!日本でもソニックユースのサーストン・ムーアやジム・オルークとのユニット[ディスカホリック・アノニマス・トリオ]での来日や、ボア ダムスのYOSHIMIとの共作、大友良英のONJOへの参加でもお馴染みの強烈Sax奏者『マッツ・グスタフソン』、エレクトロ・アコースティック・ユ ニットとして日本でも大人気で、アルバム「リデュ−」がいまだにロングセラーを続けるの[Tape]のダブルベース奏者『ヨハン・バットリング』、ヴォー カルとドラムスだけという異色のデュオ編成ながら人気ポップ・バンドとしてブレーク、この春の来日ではOOIOOとも共演した[Wildbirds & Peacedrums]のパワフル・ドラマー『アンドレアス・ヴェルリーン』による更なるスーパー・ユニット『FIRE!』を率いて再び凱 旋!!JOHANの心臓を震わすズ太いベースとMATSのいつもの如き強烈な咆哮、オルガンや電子音も交えてのノイジーな展開など、そのどれもが最高に クール!!更にゲストには最早説明不要、US音響派/ポストロックの帝王にして、今や日本のフリーミュジック界の中心人物、そしてシーン随一の即興ギタリ ストである『ジム・オルーク』が、旧友「来日シタラ私モイレテクダサイ!」と自ら4人目のメンバーとしての参加を申し入れた!!
フリージャズ/電子音楽/ノイズ/ アバンギャルドの膨大なる音の記憶を呑み込んだ壮大なサイケデリック・ジャズの音絵巻を展開する!!!

 競演には、日本のエレクトロニック・ミュージック界に金字塔を打ち立てたTANZMUZIKや、田中フミヤとのユニットHOODRUM等で活 躍して来た「山本アキヲ」と、ソロ名義「speedometer.」で確固たる地位を築き、イルリメとのユニットSPDILL名義でも活動する「高山純」 という関西エレクトロニック・ミュージック界の重鎮2人が新たに始動させたオルタナティヴ・エレクトロニック・バンド「AUTORA」がいよいよベールを 脱ぐ!エレクトロニカ、アブストラクト、テクノ、アンビエントを超え、2 人のマエストロが到達した新境地。それは"グローバリズム"と"モダニズム"に逆行する辺境の地の電子音楽の如き"エキゾ・ミュージック"の新機軸。今回 はライブセットとしてギターにneco眠るの「森雄大」を、ドラムに現BOGULTA, 元ZUINOSHINの「砂十島 NANI」という完膚無き布陣で臨みます!!


FIRE!
Mats Gustafsson(reeds、keyboards)
Johan Berthling(from Tape/ contrabass、keyboards)
Andreas Werliin(from WILDBIRDS & PEACEDRUMS/drums、electronics)
http://matsgus.com/
不良ジャズ・トリオ"The Thing"の怪物サックス奏者として知られるマッツ・グスタフソン 。Häpnaレーベルの親分で、自らもその看板エレクトロ・アコースティック・アンビエント・バンド"Tape"のメンバーであるヨハン・バットリング。 ヴォーカルとドラムスだけという異色のデュオ編成ながら人気ポップ・バンドとしてブレークしている"Wildbirds & Peacedrums"の片割れアンドレアス・ヴェルリーン。北欧の鬼才たち3人が新たに結成したスーパーグループが"FIRE!"だ。昨年の暮、北欧の 名門Rune Grammofonレーベルからリリースされた"FIRE!"のデビューCD『You Liked Me Five Minutes Ago』はクラブ・ミュージック/アングラ・ロック/先端ジャズをカヴァーする各国のメディアから絶賛されているが、マッツの旧友ジム・オルークもこのア ルバムを気に入った1人。「来日シタラ私モイレテクダサイ!」と、自ら4人目のメンバーとしての参加を申し入れた。危ないギター・ヒーローが加わった "FIRE!"の初来日ツアー。ワイルドにグルーヴするサイケデリック・ジャズをたっぷりお楽しみ下さい。

Mats Gustafsson

http://matsgus.com/
ヨーロッパのフリーミュージック界の稀代のインプロヴァイザー、怒濤のsax奏者としてPeter Brötzmann、Sonic Youth、Merzbow、Jim O'Rourke、Barry Guyらと数多くのセッションをこなし、昨年来日を果たしたThe THINGを始め、ソニックユースのサーストン・ムーアやジム・オルークとのユニット[ディスカホリック・アノニマス・トリオ]での来日や、ボアダムスの YOSHIMIとの共作、大友良英のONJOへの参加で、日本でもお馴染み。欧州フリーミュージック好きで彼の名を知らぬ者はいない。

Johan Berthling

http://www.myspace.com/tapesthlm
ガスター・デル・ソルやタウン・アンド・カントリーにも通ずる"奇跡的に美しい"エレクトロ・アコースティック・ユニットとして日本でも大人気で、アルバ ム「リデュ−」がいまだにロングセラーを続けるの[Tape]のダブルベース奏者にして音響レーベル[ Häpna]を主宰。フリージャズ系のベーシストとしても著名で、ウッドベースを弓で引くいわゆるアルコ弾きの名手として、スカンジナヴィアやヨーロッパ の即興演奏家と共演する。

Andreas Werliin

http://www.wildbirdsandpeacedrums.com/>
http://www.myspace.com/wildbirdsandpeacedrums
ヴォーカルとドラムスだけという異色のデュオ編成ながら人気ポップ・バンドとしてブレークし"2010年代のスター"との呼び声が高い 「Wildbirds & Peacedrums」のドラマー。この4月の「Wildbirds & Peacedrums」の来日ツアーではメデスキー、マーティン&ウッドやOOIOOと共演、5月にはペイヴメントがキュレーターを勤めた世界最高峰のオ ルタナティヴ・ミュージックの祭典「オール・トゥモローズ・パーティーズ(ATP)」へも出演した。アンドレアスのドラム~パーカッションのみで作られる パワフルな空間と、そこに力強く放たれる圧倒的にブルージーな歌声は絶品。

Jim O'Rouke

シカゴ出身。ギタリスト / プロデューサー / コンポーザー / エンジニア。若くして即興演奏の大家=デレク・ベイリーのカンパニーに招待され、ヘンリー・カイザーとのデュオ作を発表するなど、フリー・インプロヴィ ゼーション~ノイズ・エクスペリメンタルの領域で頭角を表す。その一方で、ヴァン・ダイク・パークスやジャック・ニッチェなど「アメリカーナ」の系譜に連 なる音楽への憧憬をソロ・アルバム『バッド・タイミング』『ユリイカ』で露わにしたり、ミニマル・ミュージックや現代音楽からの影響を伺わせる作品を制作 したりと、乱脈といってもいいほど多彩な活動を展開。プロデューサーとして過去に関わったのは、ジョン・フェイフィ、ファウスト、サム・プレコップ、くる り、サンガツ、ステレオラブ、ハイラマズなど。リミキサーとしても、トータス、さかな、パステルズ、マイス・パレードなどを手がけている。サイド・プロ ジェクトには、デヴィッド・グラブスとのガスター・デル・ソル(既に解散)や、ウィルコのジェフ・トゥイーディー、グレン・コッチェとのルース・ファー、 サーストン・ムーア、マッツ・グスタフソンとのディスカホリック・アノニマス・トリオなど多数あり、そのどれもが異なる相貌を見せる。また近年は、ソニッ ク・ユースのメンバーとしても活躍したりも。日本の音楽への造詣は深く、対談歴もある戸川純や、メルツバウ、はちみつぱいなどを敬愛してやまない。昨今は 日本の60~70年代のカウンター・カルチャーに強い興味と関心を示し、若松孝二や足立正生、大島渚などの映画に大きな刺激を受けている。


AUTORA

www.myspace.com/autorajp
「TANZMUZIK」(CX AUDIO IEとしても知られる佐脇オキヒデとのユニット)や、田中フミヤとのユニット「HOODRUM」、ソロである「Akio Milan Paak」等の名義で活動してきたヤマモトアキヲと、ソロ名義「speedometer.」で5枚のアルバムをリリースし、イルリメとのユニット 「SPDILL」名義としても活動する高山純。この大阪アンダーグラウンド・エレクトロニック界の重鎮二名によるオルタナティヴ・エレクトロニック・バン ドが「AUTORA」である。2009年頃から鰻谷SUNSUIやsound channelなど、大阪のライブハイスでの活動を精力的に行ってきており、現在、正規メンバーのヤマモトと高山による2人編成でのライブと、サポート・ メンバーとしてドラムに砂十島NANI (BOGULTA)と、ギターに森雄大 (neco眠る)の二人を加えての4人編成でのライブも行っている。その純大阪な立ち位置と地下的な活動形態ゆえに、いま現在は関西圏でしかその全貌を知 ることができない状況でありつつも、着実にその評価を上げてきている。5月にも大阪にて、FM802主催のイベントで正式リリース前にしてOvall、 rei harakamiと共演。7月28日に初のアルバム「AUTORA」をリリースする。